2013年8月2日金曜日

痔に負けない体を作る!(その1 経緯)

恥ずかしながら私の痔について告白します。


20代中頃だったと思いますが、いつの間にか痔になってしまってました。

その頃は大きい方をした後に肛門周りが痛いな、と感じることがたま~にありました。そういう時はだいたい太くて固い便だったので、これのせいだろう、と思ってましたが。

痛みはの方はそんな感じでしたが、一方で便に血のつく割合がどんどん増えて行きました。ただ、痛みを伴う事も無いのであまり気にしてませんでした。

そうこうしているうちに私は30歳をになりました。

当時勤めていた会社では30歳を境に健康診断から人間ドックへと切り替わります。人間ドックには便検査があり、そこで初めて便潜血(便に血がついていること)には腸異常の可能性もあることを知るのです。しかも、その場合は結構重い疾患で、死に至る場合もあるようです。

それでも、痔による血が便に付着してただけだろう、と軽く考えていたので、それ以上の検査を受けることはありませんでした。ですので、毎年の人間ドックの便検査で注意を受けます。

この頃になると、大便後に痛みを伴う回数も増えて来ていました。


更に時は流れ、私は30代半ばに差し掛かろうとしていました。

便に血がつくことはほぼ毎回。痛みの方は相変わらずあったりなかったりでしたが、太くて固い時には痛みが長引く事がありました。

ある日、自宅内で何気なく歩いていると、突然おしりから何か漏らした感覚になりました。下痢か?と思い、すぐにトイレに駆け込みました。おしりにもパンツにもべっとりと血が付いています。尋常では無い量です。

出血は止まっていたので様子を見ることにしたのですが、その後1時間くらいすると発熱が始まりました。どんどん体温は上がり、あっという間に40度に到達。これはさすがにまずいと思い救急車を呼びました。

近くの救急病院に運ばれ緊急検査。血液を抜かれCTを撮られましたが、原因は見当たらず。そのまま緊急入院となりました。ウィルス疑いもあるため排便時は専用の便器を使用。

点滴で解熱剤やら抗生物質やらぶち込まれましたが夜が明けても熱は37度台から下がらず。
更に一日が過ぎた所で内視鏡検査。極めて小さなポリープが見つかっただけで、腸内は健康そのもの。

もう一日が過ぎた所でやっと熱が下がりました。更にもう一日様子見した所で変化なし。問題なしとなり退院。

そして、医者が下した血と発熱の原因は…?なんと、痔が原因と診断されました。

痔であんなに血が出て下がらない熱が続くの?と医者に聞いてみましたが、回答は要領を得たものではなく、要はよくわからない、ということみたいです。



その後、同様の症状が出ることはありませんでしたが、この経験を境に痔と真面目に向き合うことを決心し、色々と対処を始めることにしたのでした。



長くなってしまったので、後日に続きを書きます。