2013年7月30日火曜日

若者のバイク人口が増えると若者の自動車離れ対策になるんじゃないか?

だいぶ昔にサラッと下書きしたまま放置していた内容をここらで一発ドカンとアップします。

ワールドビジネスサテライトを見ていた所、以下の内容が組まれていました。


ワールドビジネスサテライト,5/6,特集,バイクブーム復活か
http://wbslog.seesaa.net/article/359268043.html


元ライダーとしてはバイクに関する事は何でも気になります。番組内で特に気になったのが、バイクの販売価格を限界まで下げる努力をした、とホンダの担当者が言っていたことです。

この裏付けとして、以下の記事がありました。リンク元の記事が移動されてしまっているので内容を貼り付けちゃいます。


ホンダ、全二輪車を値下げ…3年で10年前の価格に下げる


ホンダは3日、国内で販売する二輪車の約45車種すべての価格を2000年当時の販売価格まで引き下げる方針を明らかにした。

若者らの「二輪車離れ」に歯止めがかからないためで、全面改良や一部改良に合わせ、今後3年間で順次、値下げする。値下げ幅は、1~3割程度に達する見通しだ。

値下げ幅は、定番モデルの「スーパーカブ50」(排気量50cc)の最も安いモデルで約4万円、中型スクーターの売れ筋車種「フォルツァ」(250cc)の最廉価モデルでは約12万円となる見込みだ。

値下げに向け、人件費など製造コストが安いアジアで生産した二輪車の国内への投入モデルを増やすほか、低価格の海外製部品の使用比率を高める。さらに、新車の開発にかける時間を、現在の約2年から、1~1年半程度に短縮することで開発費を削減する。

国内シェア(占有率)の約48%を握り業界トップのホンダの値下げ戦略は、販売不振に苦しむ他の二輪メーカーにも影響を与えそうだ。

二輪車は、インドやタイなどの新興国では人気だが、国内では景気低迷や都市部の駐車場不足で、販売が低迷している。

09年の国内の二輪市場は前年比27・1%減の38万777台で、ピークだった1982年の約329万台の1割強の水準まで落ち込んでいる。

(2010年7月4日03時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100703-OYT1T01056.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100704-213180-1-N.jpg


バイクの新車価格は年々上がってきていると常々感じていました。更に、バイクの駐車禁止違反取締りの厳格化もあって、ライダー人口は減少の一途を辿っているようです。だいたい、取締りを厳格化されてもこちとら停めるところがないんだっつーの、ブツブツ

で、ふと思ったのが、バイク人口の減少と若者の自動車離れに何らかの関係があるのではないかということ。

自分や周りを見渡すと、学生時代にバイク→社会人になってお金ができたら自動車へステップアップという流れがあったように思います。バイクで乗り物を運転する楽しさを知り、いつかは自動車へという流れが。その上流であるバイク離れが進むと、自ずと自動車離れにつながるのではないかと。

この流れの人はスポーツタイプからエントリーしそうですから、そのタイプの売れ行きがここ10数年芳しくないのに何となく合致ししそうです。最近は出産を機に自動車購入に踏み切る方が多そうですから、1BOXやミニバンに人気が集まっているのでしょう。

後日、バイク人口の減少と若者の車離れの統計データがないか調べてみます。


しかし、世界に名立たるトヨタ様の、若者のクルマ離れ対策がこんなものとはねw

若者の車離れ対策がどう考えてもおかしい件
http://girlschannel.net/topics/17802/

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