乙武 洋匡 ✔ @h_ototake
今日は、銀座で夕食のはずだった。「TRATTORIA
GANZO」というイタリアンが評判よさそうだったので、楽しみに予約しておいた。が、到着してみると、車いすだからと入店拒否された。「車いすなら、事
前に言っておくのが常識だ」「ほかのお客様の迷惑になる」――こんな経験は初めてだ。
その経緯については、後日、乙武さん本人がブログにアップしています。
※余談ですが、この経緯文についてこんなネタ(リンク先)があります。書き手の書き方次第で内容の印象がだいぶ変わるものですね。
片側の経緯だけではフェアじゃないので、イタリアンレストランのホームページ上に記載された経緯文も。
乙武様のご来店お断りについて。
お店の予約はしたものの、どうやらお店に事前に車椅子で赴く旨は伝えていなかったようです。事前に伝えてもらわなかったら突然対応できないお店もあるだろう、と思っていたところ、実際に当該店舗まで取材に赴いてお店の設備状況をまとめている方がいました。
これを見ると、お店の入っているビルの前の歩道が狭い、ビルの入り口が階段、通路が狭い、そしてお店のある二階へ上がる階段。エレベーターはあるようですが、残念ながら二階は素通りの設定のようです。そういう設定でエレベーターを動かしているビルには何度も遭遇したことがありますので、そこまで珍しいことではないかと思います。
お店までの経路はお世辞にも車椅子に乗っている方が通りやすいものとは思えません。バリアフリーに対する意識が上がってはきているものの、多くの場所が車椅子の方にとっては移動し辛いというのが現状だと思います。
そういった現状では、行ったことのないお店を予約する際に車椅子で行く旨を事前に伝えるというのは自然の行為だと思います。別の方も指摘しているとおり、単純な連絡不足なんだと思います。従って、もしもお店に入れなかったとしてもそれは当人の責任で仕方がないのではないでしょうか。
しかし、皆が皆こういう意見ではありませんでした。特に気になったのは、お店側が当然対応するべきでしょ、という意見です。
予め断っておきますが、私はバリアフリー推進に賛成です。 将来的には全てのお店が対応する方向へ進むべきだと思います。しかし、このような状況でお店を叩くのはあまりにも不条理なのではないでしょうか。
また、私は別の視点からも今回の件を問題視しています。
乙武さんが名指しでお店を批判した事です。乙武さんも自分の名前を公表して批判したので一見イーブンのようにも思えます。しかし、彼はテレビでもよく見る有名人です。更に東京都の教育委員の一人です。その影響力は一般人とは異なります。
その乙武さんが名指しでお店を批判したら、お店に負の影響が起こりうるというのは容易に想像つくことでしょう。私はお店が不憫でなりません。
もし仮に乙武さんがバリアフリーの現状に不満で、問題提起のためにやっていたのだとしても、その方法を間違っていると思います。
しかし、こういう意見があります。
夏野 剛 Takeshi Natsuno @tnatsu
全く同意です。シェアした結果、今回の乙武さんの行動を残念に思い、どういう背景があったのかを書き記し、色々な方の目に留まればいいなと思います。
その思いに従って、広めておきたい事を一つ。
NEVERまとめなので、まとめ主のまとめ方次第ではありますが、もし本当だとしたら、自分にとっていかにも都合の良い所だけをRTして、同じ車椅子利用者の意見はスルーなんですね。。。まあ、既に炎上中のタイミングであればリプライを一つ一つ確認するなんて不可能でしょうから、見逃している、或いは途中からチェックを辞めた、という可能性もありますが。
最後にもう一つ。
「車椅子の方は事前連絡が必要」は廿日市市自治振興部の方が書いたのでしょう。それとも今回の件があったから書かざるを得なかった?
いずれにせよ、こういう扱いをされてもしょうがないと思いますけどね。
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