2014年6月16日月曜日

結局、謝罪は重要なのよね

犬を飼ってるんです。チワワ。

一昔前のアイフルのCMに出ていたのもチワワなんですけど、あれはスムースコートと言って毛足が短くて伸びないタイプなんですね。一方、我が家のはロングコートと言ってその名の通り毛足が長いタイプ。

ちなみに、一口にロングコートと言ってもその長さには個体ごとの特徴が結構出ます。全身もっさりする犬もいれば、人間で言うと常に短髪みたいな長さの犬もいます。ウチのは後者。

ここまでは前説で今日の話のメインは犬ではありません。


では本題。


今年に入ってすぐの頃、妻は妊娠期終盤を迎え身体は思ったように動かないし、かと言って無理はできないしで色々忙しい時期でした。

日々の家事を優先した結果、チワワの世話はおざなりになり、月2-3回のシャンプーもままならず結構危険な匂いを発するように。そのような時期にチワワは誕生日を迎えたので、さすがに申し訳ないと思ったので近くのペットサロンにシャンプーとトリミングをお願いすることにしました。

そのお店を使うのは初めて。というのも、普段はシャンプーや毛のカット等の世話を自分でやっているので利用しません。

その前に一度だけ別のサロンを使ったことがあったんですけど、カットは不揃いでバランスが悪く、最悪だったのは爪の切り過ぎで切り口から血が滲んでいたことです。更にそのサロンでウチの犬がハサミの刃を舐めて舌を切ってしまったらしく、急遽動物病院に連れて行かれたというおまけ付き。そのせいでカットが中途のままで返却されました。ええ、しっかり正規の料金を徴収されましたよ。これで口コミの評価が高いというだから質が悪い。

そういうこともあったので今回は電話口で色々確認。コースの内容や料金などなど。納得したので発注となった次第です。前回別のお店でこういうことがありました、という注意とともに。

その後、外出する用事があったので、犬の引き渡しや受け取りは妻にやってもらいました。と言っても、送迎付きだったので玄関まで連れてくだけなんですけどね。

帰宅すると犬は既に帰ってきていて、その仕上がりを見て満足しました。前回のお店はやはり素人に毛の生えた程度のお店だったんだと実感。

ところが、料金を聞いてビックリしました。往復の送迎料金を取られていたのです。事前の確認で送迎も含めての総額を確認していただけに中々の不満感です。前回利用したサロンもほぼ同額ながら無料送迎でしたし。だいたい、そのサロンまで徒歩5分程度の至近なので送迎料金を600円近くも取られるくらいなら自分で出向くわさ。

ギリギリ営業時間内だったのですぐにクレーム。責任者不在だったので内容を伝えて折り返し電話を貰うことに。で、その責任者から電話が来たのですがその言葉にビックリしてしまいました。曰く、ウチの担当者は送迎以外の総額料金を聞かれたからそれを答えましたと言っています、と。

それで終わり。自分の所の担当者の言っていることを鵜呑みにしているだけ。謝罪もなかったので、こちらから先方の不備を指摘して、送迎料金は返却させることに。

電話口で確認した担当者が新入りっぽい雰囲気は感じてましたよ。ただ、わからないことがある度に電話を保留にして周りに聞いてから回答してくれていたので却って安心していました。つか、客側がわざわざクレームしてるのに新人の言うことをそのまま鵜呑みにするなよ…。

後日、その送迎料金を返してもらいに行ったのですが、やはり謝罪は全くなし。責任者は若い女性で、これがゆとりか、とか思ってしまいました。


今日の話は、商売人としてこの対応はどうよ、というものでした。


最近、似たような事例にまた遭遇してしまいまして。今度は不動産の移転登記等に関する費用の話です。

こちらは何人かの司法書士さんから見積もりを取っていて、自分で手配した何人かには個別に面談もさせていただいた結果、仲介業者がよく利用している司法書士さんにお願いすることにしました。ちなみに、仲介業者や銀行の紹介の場合は自分で面談しません。普段使っていて問題ないんだろうし、紹介者の責任も多少出てきますし。

一般的に、仲介業者や銀行から紹介してもらえる立場の司法書士さんの場合は黙ってても商売が転がり込んでくるもんだから、その報酬は他よりお高めなことが多いようです。

しかし、今回は売買相手側も同じ司法書士さんが担当するということで、色々共通の作業があるということでだいぶ競争力のある金額を提示してきてたのです。

で、その司法書士さんが物件の引き渡し直前になって、報酬を追加するのを忘れてましたとシレっと言ってきたわけですよ。今更別の司法書士さんに変更できそうにないタイミングで言ってくるあたりに色々と疑いの念が浮かんできます。

今回ももちろんクレームですよ。正規の見積書を出しているわけだし今更変えられても困ります。責任もって最後までこの値段でやって下さい、と。仲介業者経由ですけど。この司法書士とのやりとりは全て仲介業者経由です。

返ってきた回答にビックリ。「少しでも安く済ませたいと考えるなら別の司法書士さんにお願いした方がいいんじゃないですか」。いやいやいやいや、そういう事じゃないでしょ。信義則の話ですよ、これ。いやしくも士業の方なのに…。


両方の話の共通点は、まず謝らないことです。いつから日本は米国になったのでしょうか。「sorry」と発しただけで裁判に負けてしまう、みたいな。


一方、共通しないのは年代です。その司法書士さんは50-60歳くらい方。ゆとり世代の方々、世代のせいにしてスミマセンスミマセン。私はちゃんと謝ります。

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