2014年6月26日木曜日

PHYTTERからの~留守番電話

先日のエントリーでPHYTTERを導入して03番号を取得したという話を書きました。


東京03の電話番号をお安く取得したい、という話
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/06/03.html


このサービスを使うとお安く03番号を取得できるので、簡単なビジネスでの利用に最適です。一方で、留守番電話機能が無いので、いくら簡単なビジネスとは言えいかがなものかというのが課題でした。

留守番電話が無いと言えば、個人で利用しているauのiPhone5が思い出されます。iPhone本体には留守電機能が無いのですが、それまで使っていたSoftbankのiPhone4ではキャリア側で無料の留守番電話機能を提供していましたし、auもiPhone4Sには無料の留守番電話機能を提供していました。

しかしauは、iPhone5発売と同時期にLTEサービスの開始、テザリング機能の開放、インターネット通信サービスとの同時利用で大きく割引(スマートバリュー)などで様々なキャンペーンを打った結果、一見目立たない無料留守番電話サービスを削ってしまいました。(有料の留守番電話サービスはオプションで選択できます。月300円)


お留守番サービス(無料 3Gスマートフォン・iPhone4S・ケータイのみ対応)
http://www.au.kddi.com/mobile/service/call/orusuban/
お留守番サービスEX(有料 300円/月)
http://www.au.kddi.com/mobile/service/call/orusuban-ex/


これに気付いた時、なんてセコいキャリアなんだろう、と思ったものです。こういうセコいプレイはSoftbankのお家芸だったのですが、auも追随してしまい、心底がっかりしました。

しかし、こういうセコい手法には対策がつきものです。中国には「上有政策、下有対策」という有名な言葉がありまして、お上(国)に規制されても下(民)は抜け道を考えだす、というような内容ですが、それと似たようなものです。

方法はこちら(↓)の「プラン(2)IP電話サービスを使う」にまとまってます。


すまほに留守電サービスを低コストで実装する方法(11/17訂正)
http://blog.helkitty.com/2013/11/blog-post.html


フージョン・コミュニケーションズで050番号を取得すると、維持費無料で留守番電話の内容を音声データ添付のメールで送ってくれるので、それを利用しようというものです。携帯に掛かってきた電話はキャリア側の自動転送サービスを利用します。フージョン側では留守電対応されるまでのコール数を設定できるので、「0」に設定しておけば単なる留守電専用サービスとする事ができるのです。

携帯に掛かってきた電話をフージョンの番号に転送する際に通話料が掛かるので、この通話料とお留守電サービスEXの利用料の比較でどちらがお得か分かれてしまう所ですが、頻繁に電話の掛かってくるような人でなければフュージョン転送の方がお得でしょう。


今回の主題は、この手法をPHYTTERでも利用してみよう!、というものです。

自動転送サービスをどこで設定すればいいのかわかりにくいのですが、メンバーページのパソコンで電話するためのアプリ「PHYTTER」の項目に「転送電話設定」があったので、ダメ元で設定してみたら転送ができました。ソフトフォンは購入してません。



試しに自分の番号へ掛けてみました。iPhoneのiPhytterで着信しましたが、だいたい15コールくらいで設定した番号へ転送されるようです。その後、フュージョンからはしっかりと留守電内容のメールが届きましたので、問題なく使えそうです。

ちなみに、iPhytterにはフュージョンの050番号の設定もできるので、PHYTTERで取得した03番号と共にフュージョンの050番号も利用できます。

ただ、このiPhytterをインストールしてるとiPhoneの電池の減りが速いんですよねぇ…。フュージョンのアプリも同時にインストールするよりはだいぶマシですが。

次期iPhoneには充電容量アップのスタミナモデルの導入を期待して止みません。

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