2014年5月19日月曜日

暖房給湯器を新規交換した話

この2月に子供が産まれました。

付き添ってほしいという妻の願いに従い、病院では付添者も泊まれる個室をお願いしました。結構いいお値段がしましたよ。一泊の料金が高級ホテル並みで食事が付かないとか。それでいて高級ホテル並みの居室の広さはありません。それでも空き待ちだったっていうんだから、ほんと皆さん子供向けには財布の紐が緩みますね。

そして、無事に退院して家に戻ってみると…お湯が出ない!床暖が作動しない!おいおいマジかよ、と思いつつ、ちょうど一年ほど前にも同じようなことがあったのを思い出しました。その時は電源の入れ直しで騙し騙し使えてて、いつの間にか問題なく使えるようになってたのですが、今回はそれもダメ。

急遽(といっても来たのは翌日)東京ガスを呼んで見てもらったところ、ヒューズが飛んでしまっていたみたいです。ヒューズ交換で取りあえずは動作。ただ、新生児が居るしまだ冬で寒いしすぐに壊れてしまっても困る、給湯器自体は14年目だったのでもう交換してもいいかな、ということで、早速各社に電話したりメールしたりして見積り取得。

皆さん見積もりを取る際に写真添付を求めてきますね。本体の外観と配管の接続状況、本体までの経路、宅内のリモコン画像、風呂の給湯口あたりです。これを見て現地確認せずに正確な見積もりを出してくるんですね。現地を見てみないと何ともとか言い出すどこぞの通信業者とは違うところです。進んでますね。


この見積りを取ったのが3月上旬頃だったのですが、消費税増税を控えた駆け込みが入っているのか、3月は全部埋まっていて工事できないと断られた業者が多かったのが印象的でした。あと、暖房機能付給湯器だと対応できない業者もちらほら。勉強になります。

それでも何社かからは見積もりが取れました。各社とも旧機種の型番を聞いてそれと同等の能力の新機種で見積もりを出してきます。ノーリツのホームページで言うところの2448シリーズです。

その中で一社だけ2447シリーズを勧めて来た業者がありました。曰く、お宅の暖房機器設置状況だと2447で十分ですよ、と。しかもちょうど2447であれば在庫もあるので数日で交換に伺えますとか言ってきます。こう言われると売れ残り在庫処分したいがために2447を勧めて来てるのではないかと身構えてしまうのですが。心が狭いですかそうですか。

何はともあれ2447の方が安いのは事実なので検討してみます。

我が家のガス温水暖房機器は床暖2基(8畳くらいの広さx2)と浴室内ミストサウナ付暖房です。旧機種と2448シリーズ、2447シリーズの暖房能力は以下のとおり。



旧機種24482447
 最大  69.5kW  64.6kW  57.9kW 
 ふろ  不明  9.88kW  9.88kW 
 給湯  52.3kW  44.1kW  44.1kW 
 暖房  17.2kW  17.4kW  11.6kW 


2448シリーズと2447シリーズの最大の違いは暖房能力みたいです。2447シリーズの暖房能力で我が家の暖房能力を賄い切れるか?試算してみましょう。


参考にしたページ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yukadanbou/fukakeisan.htm
http://www.more-soft.com/q&a.htm#syuturyoku
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1569631.html


床暖はRC造りのLDK部分約23畳に設置されていますので、上記ページによると必要な暖房能力は4.5kW~9.5kW。ミストサウナで3.3kW使うみたいですので、最大12.8kW!足りないですね。

しかし、これまでの浴室暖房の利用実績に鑑みれば2447シリーズで十分な気がします。更に、床暖最大9.5kW自体がかなり贔屓目の条件設定なのも考慮し2447シリーズでもOKとしました。

金額の話ですが、正直な所2448シリーズであれば各社さほど差は出ませんでした。各社2448<東京ガス2448という感じです。その中である業者から2447を提案され、当方がその暖房能力に納得したことで、金額的にも日程的にもその業者が筆頭となったことで依頼するに至りました。

ちなみに、東京ガスは見積もりで結構頑張ってくれましたことを付言しておきます。何度かの交渉の中で少しずつ下げてくれました。それでも一番高いのは変わりませんけど。ただ、ネットで噂される専門業者と10万違う、なんてことはありませんでした。金額以外の面でサービスが違うとアピールしてきましたが、今回の修理依頼時にノーリツのカスタマーサポートに依頼してもほぼ同じタイミングで訪問できてたことからサービスもほとんど変わりが無いと判断しました。


今回見積もりを取ってみて感じたのは、この業者はしっかり作業してくれるのだろうか?、の一点です。安かろう悪かろうでは意味がありませんし、ガスを扱う器具なので不安は募ります。(ちなみに、東京ガスもその点を指摘してきました。重要なポイントであるのは理解しますが、個人的にはマイナスポイントです。)

ですので、どこの業者に依頼して結果どうだったかを公開する意味はあろうと思うので公開します。
(あと、ブログで紹介することで商品券も貰えるようです。フェアの精神でこれも公開します。)


近畿ライフサービス
http://www.kinkilife.co.jp/
http://www.kyutooki.jp/


Webページの写真で社長がチャラそうとか、一つの会社で色々なURLがあって怪しいとか、それぞれのページで掛ける電話番号が異なって更に怪しいとか、なんかステマっぽい書き込みが散見される等の不安はありますが、電話を掛けてみると対応は至極真っ当。たまたまかも知れませんが実際に来た作業員は東京ガスの作業店出身と言っていたのがなんとなく安心です。来訪した作業員による工事手順や使用方法の説明、仕上がりも丁寧でした。あと、クレジットカード払いができたのも良かったですね。


ビフォー → アフター


一つ難点を言えば、外壁に勝手にネジ止めしたことです。↑の写真は交換前→交換後ですが、本体上部のネジ止め位置が変わっていることがご覧いただけるかと思います。当方集合住宅なんで、外壁は共有部なんですけど~。

工事後2ヶ月が経ちましたが特に不具合は出ていません。普通に問題なく使えています。
弱い暖房能力を選択した結果は床暖の立ち上がりが若干弱いかな?と思う程度でした。5分で立ち上がっていたものが10分くらい掛かるようになった、という程度です。常に設定暖房最強にしておかないと部屋が寒いということはなく、あくまで立ち上がりのスピードだけです。

あとはこの会社のウリの10年保証がどこまで効くかですね。他社さんはこの保証やってませんしおまけ程度にしか考えてませんでしたが、意外と将来化けてくれるかもしれませんね。期待したいと思います。

ちなみに、設置された機種は2014年3月製造でした。在庫処分とか疑ってすいませんでした。


【後日談】
レビューによる商品券は申請した翌々日には届きました。こういう対応の早さは会社を信頼できるかどうかの一つの目安になると思います。

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